特定調停後の過払い金返還できるか?

特定調停でやることは大きく2点です。

 

「利息制限法」に基づいて利息の引き直しを行うことと、残債があれば3年以内の返済計画をたてることです。

 

つまり、特定調停をした段階で過払い金請求(利息の引き直し)を行っています。

 

では、完全に過払い金の請求はないのかというと例外もあります。

 

たとえば、5社の貸金業者と取引があり、特定調停をしたことによって4社は過払い金により借金がゼロになり、1社が残った借金を返済した。という場合、この借金が0になった4社は過払い金の金額が借金の額より多かった、もしくは同じだったと考えられます。

 

つまり、過払い金が100万円あり、借金の額が50万円だった場合は、本来あと50万円もらえるはずなんです。

 

おそらく借金の額と過払い金の額が同じということはかなり可能性は低いので大概は過払いの額の方が多いと思われます。

 

では、この金額を時効(最後の支払いから10年)になっていなければ請求できるのかといいますと調停の調書記載内容によります。

 

いわゆる判決内容によるということですね。

費用やかかる時間を考え専門家相談をおすすめ

調書の下の方に「債務無し」と記載があれば、貸金業者からみると取り立てる借金がなくなったことを意味します。

 

ただし、お金を借りていた貴方からみると貸金業者への債権(過払いの請求)が無くなったというわけではありませんので過払い請求ができます。

 

一方、「債権債務無し」と記載があれば借金もなくなったけど、過払い金を請求する権利もなくなった事を意味しますので過払い請求はできません。

 

ただし、もし過払い金請求ができる状況であったとしても、貸金業者はすんなり認めず裁判になるでしょうから、費用やかかる時間と過払い金額の損得をよく考えてすすめることをおすすめします。


このページの先頭へ戻る